古典

今年は本当に忘年会が少なくて、心身ともにラク
少し残って片付けた後、映画を観に行った。


ヴェニスの商人


原作がシェイクスピアだということは知っているけれど、読んだことがあるのは
小学校の図書室にあった少年少女世界文学全集みたいなやつに載ってたのだけ。
走れメロス一休さんを足して2で割ったみたいな話」だという印象しかない。
と人に言ったら笑われたけど…。
小学生の時はユダヤ人の迫害の歴史なんて全然知らなかったから、高校生の時に
世界史の授業をとるまでは、正直ただの痛快劇だと思っていた。


映画の感想。
観る前に、「古典を見るのだ!」という心構えをもう少ししておくべきだった。
あの理不尽なストーリー展開や演出を許容する心を、鑑賞中に養うのは厳しい。
あと、シャイロックをやり込めてワッハッハ、というシーンは、やはり観ていて
あまり気持ちが良いものではなかった。
アル・パチーノが好きなわけでもないけど。