映画2本

連休だ。
仕事や用事があっても、映画に行ける時間を作れるのがいい。


映画の邦題つけるのって難しいだろうなあ。
ちなみにあたしが今までで一番良いと思ったのは「白いカラス」。
最近は英語をカタカナ読みしただけのものも増えたような気もする。
「英語ならオッケ〜」ってこと?
日本人そんな英語分かるようになった?
あたし分かんないよぉ。


でも、フランス語はそんなことありませんから!
だから、フランス映画の邦題はいつも楽しみ(ネタとして)!
さてさて、このタイトルはどうなんざんしょ。。。


「親密すぎるうちあけ話」


仕立て屋の恋」はちょっと気持ち悪いけど、「髪結いの亭主」は好きなので。
しかし、サンドリーヌ・ボネール老けたな〜。
なんて言ってるけど↑名前覚えてませんから。今日確認した。


感想としては、うーん「普通」。
こりゃ仕込み?ワクワクと思うシーンがいくつかあったんだけど、
「これがどう発展するんだろう?」と思ったら実は何でもなくて
ガクッていうものばかりだったかな。あたし的には。
アンヌが左右や曜日を勘違いするという障害だって、
結局最初の間違いを説明したいだけじゃんかー。


・結局アンヌと夫の言い分はどっちが本当なん?
・だから夫のケガの原因は何なのさ?
・その眩暈は病気なんですか?
・なんで前妻は最後にむくれてんの?
・ていうかエンディングでいきなりその職業につけるわけ?
・撮影にあんま金かかってないだろうなあ(番外)
などなど、色々悶々とした。


悪くはなかったけど、他作品に比べて「共感度」が低かったかな。
「あー、分かる」っていうとこが少しもないのってちょっときつい。


ただ、エロ映像を使わずにエロを表現してるのはさすが。
そのために若干台詞が説明的に思える時はあったけど。
まあ見てもいいんじゃないかな。


硫黄島からの手紙


「ニノが見たいから」とユミコを誘ったら、「森光子発見」と言われた。
明日からあたしのことは光子と呼ぶように。
だって二宮くんかわいいよぉ。「青の炎」でファンになった。かわいー。


「ニノが出る」以外の前情報ゼロで見に行ったため、
開演前に「渡辺謙出てる方だっけ?」という話をする始末。
映画自体はちょっと長いよねえ。周りの若者たちがどんどん集中力を失っていた。
ここかしこに「公平」の匂いを感じたんだが、長くなったのはそのせいもある?


お土地柄、小学生の時から嫌というほど「戦争映画」を見させられてきた。
その多くは「日本」目線どころか、「被爆地」目線。
大人になってから、そうじゃない戦争映画もいくつか見たけど、
その中では良かったよね。でも長いよ。


つっこむとしたら、
・ニノのヒゲが全く伸びないのがちょっと不自然
・ポケベルが鳴らない人が出てた(エンドロールでは「NAE」になっていた)
・そのNAEの化粧が濃い(戦時中にあるまじき行為だ)
アメリカ時代の渡辺謙のヅラがウケる
・馬の名前がジュピターかよ(戦時中にあるまじき行為だ byユミコ)
・そのジュピターの死体の「作り物っぽさ」がひどい
・「硫黄島協会」の人の資料の扱い方が雑
・あの俳優の名前は何だっけ?(複数)
・長い


映画終わってからユミコが言ってたんだけど、今の時代って
「幼いまま」とか「若いまま」でいることを許されてるんだね。
ニノがものすごく若く見えたけど、昔はあんな若くても
嫁もらって子ども作って戦争まで行ってたんだよな。
あたしなんか30過ぎてへらへらしてるけど、当時なら中学生くらいの
子どもがいて、しっかりおかんやっててもおかしくないんだよな。


あと、伊原剛史がかっこよかった。