コピーとオリジナル

どうもコピーをバカにする人が多いような気がするんだけど、
みんな最初はコピーから入るんじゃないだろうか。
勉強も、音楽も、文章も、思想も。


コピーしたものを咀嚼する。
自分に必要なものとそうでないものを噛み分ける。
その作業を多くの対象に対して行う。
今までに「こちら」側に噛み分けたものを見ていると、
これとあれを結びつけてみようかなあと思う。
結びつけたものにまた肉付けを施していく。
あら、見たことないものができちゃったわ。
これっていわゆるオリジナルに近い?
みたいな。


でも、コピーを重ねたことを自分が認めていなかったら
ちょっとかっこ悪い感じになるような気はする。
「あたしゃコピーを重ねてここまでたどり着きました」
あたしはそっちがかっこいいと思うな。