パンフ

先日、数人で食事をしている時、お久しぶりな人から
「latinさん、昔、社員募集のパンフに出てませんでしたか?」
と言われた。


すごく久しぶりに会ったのに、いきなり何ですか?嫌がらせですか?
でもその通り。確かに出たことがある。


あたしはずっと「社会人たる者こんな格好をすべき」というのを
ことごとく無視してきた気がするが、その頃は若かったので
今よりももっとすごくて、緩いスパイラルパーマの上に茶髪だった。
しかもゴールドのインナーで黒のスーツとか着て写真に写ってるの。
どこの店員だよ!って感じ。
最近も会社ではいつもペッタンこのつっかけで過ごしていて
「いつも男らしいですね」と言われる。ああ男らしいよ。


さらに自己紹介では「趣味:おいしいアイスクリームを探すこと」
「好きなアーティスト:Beck(この頃はとにかく聴きまくっていた)」
などと不真面目極まりない内容を答えていた。
まあ正直でいいよね。


ただ、あの時、原稿のチェックをしていて、一緒にパンフに載った友人の
「好きなアーティスト:なし」という答えを見て、もったいないと思い、
ダンス☆マン」と勝手に書いて校正しておいたら、怒られるどころか
周りからウケまくっていたことに関して言えば、自分で使えば良かったと
今でも悔やんでいる。


だから、そういうからかいネタかと思っていたら、そうではなく。
「あれに書いてあったlatinさんの言葉が忘れられないんですよ」とのこと。
「ほら、こうでしょ」と内容までおっしゃる始末。
キャー!!!!はずかしい!!!!


何を書いたかはもちろん覚えているけど、書かないよ!
でも、あたしがその時に書いたこと(高校生の時に考えたこと)は、
間違ってなかったなあ。
折に触れ、そう思うことはある。