お稽古事

昔、三味線をしばらく習っていたことがある。
一緒に習っていたのは、おじさん2人。
週に1度チントンシャンとやって、その後ビールを飲みに行く。
私はあの時間がとても好きだった。


年をとるにつれ、「これができるようになった!」という分かりやすい
成果を得る機会が少なくなる。
小学生の頃は、「逆上がりができるようになった!」「テストで100点取った!」
ソナチネ卒業!」「クラブを投げて2回前転して取れた!(新体操)」って
しょっちゅう味わっていたものなのに。


だから、年をとってからお稽古事がまたやりたくなるんだと思う。
こないだお茶でしごかれている時、そう自分に言い聞かせつつ、足の痺れと戦った。