本のプレゼント

先日、新聞を読んでてコーヒーを噴き出しそうになった。
読者の声の欄に父の名前を見つけたからだ。


父は、先日NHKで「返却された新刊本を裁断するシーン」を見たらしい。
予算はほぼ皆無の子ども向けの小さな図書室で仕事をしている彼にとって、
その光景は大変ショックだったようだ。
子どもがあれを見たらどう思うだろうか?と疑問を投げかけているが、
最後は「本をください」というお願いモードで締めくくっていた。
連絡先まで書いちゃったりして、ちゃっかりしている。


あれから数日経つが、毎日のようにたくさんの人から本の寄贈が!
「今から本を買ってくる。何が欲しい?」という電話もあるそう。
父は嬉しい悲鳴をあげている。本の仕分け、分類が追いつかないのだ。
母も手伝いに出かけているようだ。


今日は愛知県から問い合わせの電話が入ったらしく、
「このことをどこでお知りになりましたか?」と伺うと
(九州版のみの掲載だと思っていたため)、
「今日の新聞に載ってました」とお答えがあったそう。
あの欄って他エリアで使い回しをしているのかな…。


何はともあれ、本をプレゼントしてくださった皆様、
本当にありがとうございます!
私も今日様子を見てきましたが、本が入りきれなくて、
本棚を増やさないといけないくらいです!
近所の大工さんに制作を頼むそうです(笑)


私も小学生の頃は図書館の本に育ててもらったようなもの。
私と同じような幸せを得ることができる子ども達が増えるって、
単純にすごーく嬉しい。