A Good Woman

部屋の中でコケて、左足の親指の生爪が剥げた。
全部じゃなくて半分くらい。見た目が気持ち悪い。
今夜は、新しくできたクラブに行こうと誘われていたのだが、
足が痛くなりそうなので、お断りの連絡を入れる。くそー。
悔しいので映画を観に行く。


「理想の女(A Good Woman)」
時代設定は1930年頃で、お金持ちのアメリカ人がバカンスを過ごすために
どどーっと押し寄せるイタリアのアマルフィが舞台。
アマルフィ」というイタリアンレストランに行ったことがあるのだが、
それがどこにあるレストランだったかをなかなか思い出すことができずに、
しばらく気持ちの悪い思いをした。
多分ヨークじゃないかなあ、というのが結論。


スカーレット・ヨハンソンのおぼこーい感じが良かった。
ロスト・イン・トランスレーションの時とあまり変わらないような…。
非常に楽しかったのは、周りのお金持ちのおじちゃん達が繰り広げる
結婚や女性に関する談義。くすっと笑ってしまう台詞がいくつかあった。
あんな会話ができるなんて素敵。


個人的には、昼間から酒を飲んでいることを咎められたヘレン・ハントが返す
「今も地球のどこかは夜よ」という台詞が気に入った。今度ぜひ使ってみよう。


ラストも割と爽快だし、なかなか楽しめた。ナイスチョイス。
ま、きむのレビューを読んだ後に、エリザベスタウンは観れんよ。