「亀も空を飛ぶ」

映画を観てウルっとすることはあっても、泣くことはあまりない。
今日、ものすごく久しぶりに、映画を観ながらぽろっと涙が出てしまった。


動物のお医者さん」じゃないけど、子どもと動物は稼ぐ。いろんなものを。
この映画、出演者のほとんどが子どもだけど、それにやられたんじゃない。


あたしは素直じゃないし、皮肉屋だ。
いわゆる「感動的な映画」を観ている時も、たぶんどこかで
「これくらいじゃ泣かない」って踏ん張っている気がする。
そんなあたしを踏んづけて、ずかずかと心の中に入ってくる映画に
出会った時に私は泣いちゃうんだと思う。
そしてそんな映画が好きだ。っていうか尊敬する。


書きながら気づいた。人間も同じだ。
尊敬できる人間のことを好きになる。
そしてその人と友人や恋人になりたいと思う。