毀誉褒貶

恥ずかしながら私、この言葉読めませんでした。
「きよほうへん」と読むそうです。


「後で読もう」とコピーしといた時事の記事のタイトルに使ってた言葉。
『「改革」と「パフォーマンス」に毀誉褒貶』
日付を見たら1月だった。寝かせすぎだっつーの。>自分


宮城県の前浅野知事の3期にわたる県政をまとめたものだった。
非常に面白かった。なぜって、選挙に関していっぱい触れてたから。
最初に浅野さんを持ち上げた県議が、最後には敵になったりとか。


選挙は面白い。候補者はそう感じる余裕はないかもしれないけど。
浅野さんも「選挙は面白い」と言っていたみたいで、側近から
「それは本当の選挙を知らないから」と釘を刺されていた。
私が面白がってるのと同じやんー。>浅野さん


浅野さんが2期目に出た1997年、当時新進党党首だった小沢一郎
推薦を申し出ると、浅野さんは固辞。
次の日、別の候補の推薦を決めた三塚と小沢が、都内で記者会見。
候補者とその2人が3ショットで握手をする写真が新聞に載った。
いまだにその写真で勝敗が決まった、と考える人は多いらしい。
中央では、その2党は対立していたから。
浅野さんは無党派層を動かして、勝った。


自民や新進は、これでイケる!と思ったからその記者会見をやった。
で、失敗したわけよね。
イケると思ったこと、そこまで反発の風が吹くことを予想できなかった
ことをバカにすることは、現段階では簡単。
少なくともその時点では、気づくことができない人の方が多かった。


小泉だったらそういうことをやっただろうか?
やってないと思う。野生の勘で「やばい」って気づいたんじゃないかな。
小泉マンセーなわけじゃないけど、彼はその辺りがとても上手いと思う。