まぐわいの音楽とダンス

こないだ連れて行っていただいた新地の寿司屋にて。
カウンターでお手伝いをするバイト女子大生がいた。
4回生(この表現聞くと関西感が増す)の彼女は、最近ダンスをしたらしい。
大将がバラしたんだけど、なかなか詳細を話してくれない。
帰り際にやっと話してくれた。


彼女はダンスじゃなくてバンドのサークルに入っていて、
その創立20周年のイベントで踊ったらしい。


「一言でいうとですね、男女の営みを表現したんですよ。
私ともう1人の女の子でやったんですけどね」


へー、どんなダンス?気になる気になる。
どんな衣装でやったの?


「私が飼い猫で、彼女がその飼い主っていうシチュエーションなんです。
で、私が彼女に恋をする、っていうテーマの音楽をコンピュータで作って、
それで踊ったんですよ。だから私は猫耳つけてました☆」


すげーダンスだ…。
しかもネコミミ…。


「はい、来てくれた先輩方もみんな引いてましたー」


そりゃあ先輩もびっくりしただろうなあ…。
それからしばらく「猫がタチ」っていう言葉が頭でリフレインした。
(びっくりするところが間違っている。)