国会

ニュースで国会の様子をチラリと見た。
田中真紀子は「あべこべ」という言葉を言いたかっただけなんじゃ…。


障害者自立支援法に関しては、枝野氏の主張が圧倒的に正しいような気がする。
nxtさんが言っていたけど、あの法律は本当にチャレンジドな人たちの
チャンスを奪ってしまう危険性があるような。
で、この法律によってカットした部分を地方自治体がカバーするような施策が
各地で作られる動きもある。しかも少しいびつな形で。
これは、法律の理念が否定され(理念が正しいかどうかは、この場合別の話)、
改悪されているとはとらえられないか?
それって国としてどうなん?


そういえば、「ハンディキャップ」じゃなくて「チャレンジド」って言うべき、
っていうのは、昔高橋さんの日記で初めて読んだような気がする。
もう10年くらい前の話か。本当に時が経つのは早いな。


国会は平日の昼間にやっている(のが普通だ)。
だから、中継をじっくり見たことはない。一度見てみたいけど。
どっかの国では地方議会を夜にやっている。
これだと、昼間に他の仕事をやっている人が議員になれる。
議員という仕事に生計を求めなくても良い。
これはこれで良いところがある。


ただ、「地方」の規模にもよるが、議員という仕事はそんな片手間で
やれるようなものではないんじゃないかとも思う。
有権者の思いを背負う。なんかあったら食えなくなる。
そういう重責があるかないかでは発言の重みも変わる。
そのためには議員に正当な報酬と機会を与えるのは必要だろう。
マスコミが言論機関としてやっていくために、経営に「あそび」が
必要なのと似ているような気がする。
その言論が正しいかどうかは、もちろん置いておいて。