お砂糖屋さんが遠かった

長崎の中華料理は概して甘い。
長崎の新地中華街をつくった華僑の出身地が主に福建省であることが
一つの理由だが(中国南方のお料理は甘いものね)、これに加えて
昔の長崎がとても豊かでお砂糖をふんだんに使うことができたのも
一つの理由と言われている。


今日中華料理を食べた。
やっぱりちょっと甘くて、でもこれはこれで私は好きだ。


うちの叔母などは、お料理の甘みが足りなかった時いまだに
「あらーごめんねー。お砂糖屋さんが遠かった」というが、
私はこの表現が本当に好きだ。
反対に甘すぎた時、「お砂糖屋さんが近かった」とは
言わないところが不思議。
甘けりゃ甘いほど良いってことか…?