なつやすみ


ぐりぐら結婚式のため、上京。
3日間の夏休みのうち、2日を風邪で寝こむのに消費した今年の夏。
自分の中になんとなく消化不良感が漂っていたので、勝手ながら
今日を4日めの夏休みに決定。


青山で髪を切る。
初めて彼に髪を切ってもらったのは、もう10年くらい前。
毎回、ひるむことなく芸能人の写真を持ち込む私に、
「これは似合う」「これは似合わない」「これは無理」と的確にアドバイスをし、
その時の私に一番似合うスタイルを一緒に研究してくれる。

「私29歳になっちゃった」「僕なんか昨日38歳になったよ」
「お互い年とったねー」と言いながら、チョキチョキ。
彼は本当に腕の良い美容師さんなので、機会があればぜひ。


サロンの近くには、私にとってのデンジャラスゾーンがある。
気をしっかり持ってその近くを通ったつもりだったが、やはり今回も
ラフネシアの香りにやられた虫のように、ふらふらとそこに立ち入ってしまい。
ハッ!と気づいた時には、あれとあれをお買い上げ…。
えーん、また買っちゃったよー!Fで始まるあの店は危険だああああ!
ま、かわいいノベルティもらってほくほく顔だったけど。


恵比寿へ移動。
山手線の発車メロディがエビスビールになっていてびっくり。
なんかビール飲みたくなったなー、と思いつつ写美へ。


「恋よりどきどき コンテンポラリーダンスの感覚(アイステーシス)」


コンドルズよりもニブロールよりもキノコ!
板張りのキノコスタジオが作られていた。靴を脱いで上がるの。
懐かしい写真やフライヤーやビデオに見はまった。しばらく滞在。


バーレッスンのスペースやロッカーも作られているんだけど、
ある人のロッカーの中に「ヘタクソ!」と落書きされたトゥシューズ
入っていて、画鋲が撒き散らされていたのが、女子らしくて面白かった。
本当はそのスタジオの中で色々写真を撮って、キノコのサイトに送るような
企画になっていたんだけど、1人だったのでできなかった…。


ローザスアンヌ・テレサ・ドゥ・ケースマイケルの25年」

カウンターのお姉さんが勧めるので、セット券を購入してしまった。
写真の展示や他の映像作品は、そうくすぐられなかったが、
「ヴァイオリン・フェーズ」というインスタレーションがすばらしかった。


砂の上で踊るアンヌテレサをトップショットで撮影。
彼女のダンスの軌跡が、砂の上に刻まれていく。
その映像を、会場に用意された砂の上に投影しているのだが、映像の中の彼女が
残していく軌跡が、あたかも目の前の砂の上に今刻まれていくような感覚。
食い入るように観てしまった。音楽も美しい。オススメ。


夜、のりくんとあっちゃんとお食事。
「あいてしてくれない」を「あいしてくれない」と間違った話が面白かった♪
この3人って、周りからはどんな風に見えてるんだろうね。
私とあっちゃんがのりくんを取り合っているとか…。見えないか。