慣れ

先週あたりから自分がおかしいのを少し自覚している。


辛いこと、苦しいこと、悲しいこと、想定外のこと。
こういう輩の本格的バージョンに私がぶち当たり始めたのは
学生時代だと思う。


そのたびに、考え込んで、落ち込んで、泣いたりわめいたりして、
拒食になったり、過食になったり、下手に明るくなったりした。


でも、その後も、程度の大小はあれ、辛いこと云々は私に向かって
変わらず押し寄せてきた。何度も何度も。大きな波も小さな波も。


ただ、何度もそういうことがあれば、少し慣れてしまえば。
「あ、こういう感じだから、こんなふうに考えれば少し楽になれる」
っていう処方箋もたくさん持ってしまう。


だからこそ私も、きちんとした社会人として、この数年間
社会人としてやっていけてる(と思う)わけだけど。


「また来たな、コイツ」と言って、心の風邪に立ち向かうことは
決して悪いことではないと思うけど、自分のココロに抗体ができて
いることを差し引いて考えないといけないんじゃないかな、と思うこの頃。


「初めて」に比べれば、何でも痛くないんだからさ。