ブレ

姜尚中の「在日」を読んだ。
著者は本の中で幾度となく「自分はブレていない」という主張をしていた。
小さな間違いはしたかもしれないが、自分の考えが大きくブレたことはない。
むしろ、ブレてきたのは日本の世論であると。


そういうふうに言い切れるのって、とてもすごいと思った。
これが一番の読後感。
あと、姜先生のグラビア萌えー。


しかし。
この本の多くのページに用意されていたくさんの丁寧な脚注は、私を
助けてくれたけど、それでも全然足りなくて、自分の無知を思い知った。
とにかく歴史について知らなさすぎ。
「在日」についてだけでなく、日本や世界についてもそう。


その後、ビデオにとっておいた「たかじんのそこまで言って委員会」で三宅
センセイが歴史を持ち出してスラスラと発言をしているのをぼーっと見る。
賛成とか反対とか関係なく、こりゃすごいな…と改めてしょんぼる。
私ももっと勉強しなきゃ…。


夜、無性にマンガが読みたくなって、動物のお医者さん有閑倶楽部
カレーの王子さまを一気読みしたら、朝になってた…。