ヲタ

残業終わって帰宅する途中、携帯で呼び出された。こんな時間に…。
昭和の香り漂うカラオケスナック。
ステージがあって、壁は全面鏡で、ちょっとしたダンスホールぽい。
お客は、私を呼び出したおじさん達3人だけの貸切状態だった。
彼らは既に二次会だったんだけど、夕食をとり損ねていた私は
むなしく菓子をつまむ。
なぜかアルミの弁当箱に入っていた。ポン菓子をご飯に見たてた菓子弁当。
かなり年のいったマスターが「お嬢ちゃん、飴をあげよう」と
ペコちゃんキャンディーをくれた。


おじさんを1人潰し、男子2人と一緒にワインバーへ。
1人とは今回初めて話したんだけど、頭の回転が速くて非常に面白い人だった。
仕事が仕事だから当然なんだけど、国政の勢力図に詳しくて興味深かった。


ただ、彼はすごいヲタだった。学生時代の友人以外であんなヲタ初めて会った。
かみちゅよつばとと死狂いと蟲師とくじ引きアンバランスを猛烈に勧められた。
guchiかよ。


それから、こないだ有害指定されたゲームを「すごく良いゲーム」と絶賛するので
小さい子どもがいるという彼に「それってお子さんが映像見たらどうなりますか?」
尋ねると「あ、間違いなく人格おかしくなるね」と言ってた。
それでもこっそり家でゲームするとは、さすが。


「サイレン2は軍艦島が舞台ですごく怖いからぜひやってみて」と言われたけど
あたし、ゲームは全くやらないからなあ。
彼、今年はアニフェスを企画してるみたい。