映画三昧

映画館のチケット売り場で「学生さんですか?」と尋ねられた。
「違います」と言いながらなぜか妙にドギマギしてしまって、
お釣りをもらい忘れ、「お客様〜」と呼び止められた。


「クラッシュ」
面白かった。今年観た中では一番好きかも。
テーマとしては「砂と霧の家」、人が次々とつながっていくところでは
ラブ・アクチュアリー」をなんとなく思い出した。後者はちょっと強引?


砂と霧の家」よりも「救われない感」が低くて、ラストもなかなか良くて、
観終わった後に妙な爽快感が残った。
いや、決して明るい映画ではないんだけど。
ずぶずぶと果てしなく暗い映画も好きなんだけど、こういう映画もいいな。


プロデューサーズ
レイトショー。こないだユマ・サーマン嫌いのゆみに断られた映画。
知人が「面白すぎて2度観に行った」と強く勧めるので行ってみたけど、
2度観たいと思うほどじゃなかった。
「ステップフォード・ワイフ」でゲイ役だった俳優が、またゲイ役で出てた。


「ショーはゲイでハッピーじゃなきゃ!」という歌の中に
オイディプスがママと結ばれたらハッピーエンド♪」
っていうくだりがあって、思わず吹き出してしまった。


「舞台初演の日にわざとアンラッキーなことをやる」というシーンで、
梯子の下をくぐらせたり、鏡を割ったり、黒猫を投げ入れたりしてた。
あれを日本風にやるとどうなるのかな、って見ながら考えていたけど、
霊柩車を走らせる、くらいしか思いつかなかった。
superstitionという単語はS.ワンダーのおかげで覚えたような。


あたしは元々ミュージカルが好きだからまあ良かったけど、そうじゃない
人にはあんまり面白くないかも。この映画に限った話ではないけどね。


「ふたりの5つの分かれ路」
いただきもののビデオで。
夫婦の離婚から出会いへ遡っていく話。
これさ、これさ、逆回しにしなかったら、ほんとに凡庸な話だよね。
逆回しにしてもそこまで面白いとは思わなかったんだけど、
そのアイデアにはなるほどー、と思った。


「終わりがあるから愛は輝く」ということは、わからいではない。
ヴァレリアさんのおっぱいがきれいで見入ってしまいました。


4時過ぎに就寝。