客観性

「だけじゃない!テイジン!」
と言ってる女の子の成長が著しい。


「君の会社も、タフじゃないとやってけないよな」
知人が電話の向こうでそう言った。
あたしがタフじゃないって知ってるから言ってくれたんだろう。
タフじゃない!カヲリソ!


「もー仕事やだ」とぐったりした友人がいたので、23時から励飲み。
あたしも仕事やなんだけど…。


ダンスの話をした。
あたしがとってるダンスのクラスには、老若男女が集う。
ダンスが上手な人も、下手な人もいる。


下手というか、上達しない理由はいくつかあるけど、
1つ自信を持って言えることがある。
自分を客観的に見ることができない人は、上手くならない。


彼らは一応鏡を見ているが、そこに映った自分を正しく判断できていない。
イントラと同じように自分が正しく動けているか。
自分がかっこよく動けているか。
伊藤キムや勅使河原三郎みたいにモダンダンスのトップであるわけじゃなし、
ヒップホップやジャズの初心者なんだから、まずは型通りに動くのは鉄則。
でも、自分が正しく動けていないことに気づいていない。


まあ楽しければいいんだけど、こういう人(大抵おじさんだ)に限って、
他人の踊りに「君、ここ間違ってるよ」と、文句をたれることが多い。


君が間違ってるよ。


マスターベーションのような仕事だけは、しないようにしようね。
そう話しながらビールを飲んでいる内に、お互い少し元気になった。