平服でお越しください

部屋はオーシャンビュー。
何をしていても波の音が聞こえる。


というわけで行ってまいりました。3年ぶりの沖縄。
今回は、リゾートホテルで行われるいとこの結婚式の出席のため。
友人の結婚式と違って、親戚の結婚式はいろいろと面倒くさい。
ものすごく楽しかった、とは正直言い難い旅だった…。


しかし、沖縄の結婚式はかなり変わっている!
噂には聞いていたけど、それ以上だった!


招待状には「浴衣、甚平、かりゆしシャツなどの夏スタイルでお越しください」
という案内があった。
良く「平服でお越しください」という言葉をそのまま信じてはいけないと
言うけれど、「これはそのままとっていいからね」とのこと。
なので、あたしもちょっときれいめな普段着くらいで行ったんだけど、
ほんとに浴衣とかTシャツとかビーサンで来てる人がいた。
でも、若い人達の中にはドレスっぽい格好の子もわりと多くて、
ドレスコードって一体何?というカオス状態の会場だった。


受付を頼まれていたのだけど、これがまた超適当で笑うしかなかった。

  • 名簿なし

当初、招待客の名簿すらなく、「名簿ください!」とスタッフに言うと
それからコピーをとってきてくれる。
あれは招待客じゃなくても全然入れるなあ。

  • 受付少なすぎ

招待客が200人くらいいるけど、受付は私といとこの2人。
新郎側と新婦側からそれぞれ、という文化はないようだ。
温室のような会場の入口(外)に、人が並ぶ並ぶ。
なぜか会場案内もうちのいとこ達がやる。スタッフがやってください…。

  • 引き出物引換券

「『招待されたけど今日来れなかった人』からのご祝儀があったら
引き出物の引換券を渡してください」との指示がある。
「ちょ、ちょっと待ってください。それってどうやって判別するんですか?」
「沖縄は適当なんで。渡されたら渡してもらえれば」
適当すぎるよ。。。


後で分かったのだが、沖縄のご祝儀の相場は1万円。
引き出物もケーキくらいなので、それでOKなのかもしれない。

  • 招待客の遅刻

とにかく招待客が遅れてくる。
披露宴の開始時間も15分くらい遅れたが、その後も1時間以上にわたって
断続的に客が来るため、そのたびに受付をする必要がある。
沖縄の飲み会は7時スタートなら8時くらいに行くとちょうどいいらしい。


暑いところはみんなゆったりしているのかしら。
台湾やらタイやらもみんなのんびりしているよね。
受付してる時はなんだかイライラしてしまったのだけど、
郷に入れば郷に従え、だね。


受付が終わって席につくと、またびっくり。
新郎・新婦の入場前に客が飲み始める、ということは聞いていたが、
それどころかご飯も食べ始めるの。


披露宴では、琉球舞踊やら三線やらエイサーやらとにかく余興が多い。
新郎新婦の友人が作ったビデオは、今まで見た中で一番面白かった。
で、最後はカチャーシー。会場が大騒ぎのまま、最後に花火が上がった。


もう最初から最後まで圧倒されっぱなしだった…。まあいい経験ですた…。