食いしん坊

昨日、本を取り出して仕分ける作業をしている途中で、
「むむっ、これは!」と思う絵本がいくつかあった。
忘れられない「食べ物」が出てくる本だ。


みんなが良く言うのは、「ぐりとぐら」のカステラ。
日本むかしばなしの山盛りごはん。


あたしは本当に食いしん坊で、男子並みの大食いなので、
(だからこんなにもりもりしっかりした体なんだよ!)
それくらいじゃ記憶もお腹いっぱいにならないみたい。


昨日見た絵本だけでも、
ちびくろサンボ(新版)」の虎が溶けたバター。
しろくまちゃんのほっとけーき」のホットケーキ。
「いやいやえん」のサンドイッチ。
「きつね森の山男」のぶどう酒とふろふき大根。
などなどなど。
手にするだけで腹減るっちゅーねん!


「きつね森の山男」のぶどう酒。
久しぶりに絵面見たら、前にも増して飲んでみたくなったー。
木の洞にどばどばっとぶどうを放り込んで、しばらくすると、
幹の下の方にとりつけた蛇口からぶどう酒が出てくるのだ。
それをくいっとやって、ふろふき大根をがぶり。
たまらん。。。


ちなみに私は小学校2年の頃、この本にインスパイアされ、

 さんぞくが
 しいのみたべて
 すやすやねむった
 せみがないて
 そしたらおきた

というあいうえお作文を作った。
(今でも覚えているのは簡単だから。あいうえお作文すばらしい)


それを当時購読していた○○小学生新聞に投稿したところ、
園山俊二先生の挿絵つきで掲載していただいた。


ただ送っただけで、載るなんて知らなかったから、
早朝に新聞広げて「ふえ?え?ぎゃー!おとーさんおかーさん!」
ってなったっけ。